昨日は秋らしい空になったが、今日(9/13)はもうひとつすっきりしない。
ただ、あれほどの残暑が昨日から一変してくれたのはありがたい。月というのは、晴れた空だけでなく、澄んだ空気で観るものかもしれない。
満月自体は明日(9/14)のようだ
中秋というのは初秋、晩秋に対するが、なぜこの時期が中秋なのか
昔は123月が春、456月が夏、789月が秋、101112月が冬 というとらえ方だった
もちろん旧暦なので今の暦では234月が春、567月が夏、8910月が秋、11121月が冬 ということになる
それゆえこの時期が中秋になるのはわかるが、迎春という言葉からわかる通り、旧暦の1月、今の2月が春としてとらえられていたのはわかっても、旧暦の7月、今の8月が秋という感覚はもうひとつわからない。ただ、たしかに、立秋は例年8月の上旬だが...
三月ごとに季節をわりあてると、今の感覚なら、
345月が春、678月が夏、91011月が秋、1212月が冬になるかと思う
もしかすると、昔の人に比べて、現代人の感覚が鈍ってきているか、あるいは、昔に比べて、気候自体がいくぶん変化してきているか、どちらかかもしれない
以下のススキ(イネ科)は昨年のもの
以下の雲は昨日(9/12)のもの
うろこ雲(巻層雲)
白い花はニラ(ヒガンバナ科)
左下の山は小谷山
今やっと涼しくなったとはいえ、おそらくまた残暑が戻るかもしれない
今年の夏は盆までの日照りと高温、その後の前線の停滞、そして残暑があり、やはり夏らしい夏でもなかったように思える
ただ、樹々の実はたわわに実るものが多かった
もっとも、高山のブナやナラがどうなのかは、今年は登れていないのでわからないが
クリ(ブナ科)
野生のシバグリ
アオハダ(モチノキ科)
ウワミズザクラ(バラ科)
ウワミズザクラの実は小さいが、割った中の白い部分は
杏仁豆腐の香りがする