知人の曹洞宗の僧侶の案内で、友人と共に永平寺に初めての座禅体験に行ってきた。
今までに二、三度訪れたことはあるが、ただ見て廻るだけでなく、体験をし、説明を聞きながら廻ってみると随分と違う。
ちょうど雨上がりで、苔むした境内はまるで新緑の季節のように明るい緑色に輝いていた。
まるで新緑の季節のような感じがする
傘松閣大広間の絵天井
花鳥図がびっしりと描かれている
総門
修行僧はここで入門を請うが、普通でも数時間は待たされる
いい加減な覚悟で入門できないということ
見学路から外れてはいけないので、外観は撮れない
総門の一部を上から
総門の四天王
鐘楼堂
雪景色の中、年末に、除夜の鐘でよく放映される
僧堂
修行僧の座禅、食事、就寝の場
畳一畳ほどのところに丸まって寝る
右にさらに大きな僧堂がある
仏殿
中央に釈迦牟尼佛、左に過去の阿弥陀仏、右に未来の弥勒仏が祀ってある
七堂伽藍を結ぶ回廊
なお、七堂伽藍とは
「山門」、「仏殿」、「僧堂」、「大庫院(だいくいん)」、「東司(とうす)」、「浴室」、「法堂(はっとう)」のこと
東司とは便所のこと
大庫院
韋駄尊天が祀ってあり、奥に食事を作る典座寮がある
法堂(はっとう)
一番奥にあり、朝のお勤めや法要の場
聖観世音菩薩が祀ってある
以前正月に来た時に、多くの僧侶が経を唱えておられて、その響きに感動したことがある
承陽殿(じょうようでん)
永平寺でもっとも神聖な場所
道元禅師の遺骨や歴代住職の位牌が納められてある
道元禅師は承陽大師という
ちょうど読経の最中だったので、撮影はできなかったが、やはり多くの僧侶が経を唱える響きは感動する
案内してもらった知人の僧侶に聞いたが「大悲心陀羅尼」という経とのこと
Youtube で「大悲心陀羅尼」(だいひしんだらに)で曹洞宗のものが聴ける
承陽殿前の庭と門