現存十二天主の一つ、丸岡城。その中でも最古の建築様式を有しており、現存最古、安土城と同時代に建てられている。昭和9年に国宝に指定されているが、昭和23年の福井地震で崩壊し、その後重要文化財に指定されている。ただ、石垣といい、天主のつくりといい、飾りのない古武士のような感じを受ける。
すごい勾配の階段で天守に登ってみると南にタブの大木が枝を広げていた。
タブノキは海岸性の樹木だが、琵琶湖周辺にも分布する
実は小さいがアボカドと同じ仲間
タブノキの葉は下から見ると星を散りばめたデザインのように見える
枯葉と果実
素朴な石垣 野面積み
階段?の角度
城下にある大タブ
なお余談だが、湖西から敦賀へ国道161号を下っていくと道路のすぐ左に大きな目立つ木があるが、あれもタブノキである。一里塚かなにかの役目の木だったのかとも思える。