酒波寺

酒波寺(さなみでら)

門を入って参道を進んでいくと数十段の石段があり、その途中にエドヒガンザクラの巨木「行基桜」がある。いかにも山寺といった感じの落ち着いた雰囲気の寺で、桜のお陰で、春には多くの人が訪れるようになった。

 

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エドヒガンザクラ(バラ科
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山門

以前、古典の先生に

「あおによし  ならのみやこはさくはなの  におうがごとくいまさかりなり」

の枕詞  あおによし…は  青丹よし  いわゆる唐の影響を受けて建てた建築の  緑と赤(朱)のことだと教わった

それまで伊勢神宮のように白木のみの建築が一気に鮮やかな色合いになった時  人々は皆驚いて都を見たことと思う

 

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今まで気づかなかったが、石段を登った上にある寺の下をくぐって、大権現参道  という奥の道がさらにあった

 

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さらに数十段の石段が続き、上部には愛宕大権現、さらにその上には以前紹介した太郎坊、次郎坊、

そして弁財天が祀ってあった

途中に稲荷神社、山王大権現 も祀ってある

 

愛宕大権現

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左  稲荷神社  右  山王大権現
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最奥部

左  次郎坊(鞍馬神社)

右  太郎坊(太郎坊宮)

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善女龍王  とあったが  このように水の中に祀ってあるのは

弁財天である
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酒波寺の前には渓流が流れていて  所々に山野草が花を咲かせている

 

ハルトラノオタデ科

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スミレサイシン(スミレ科)

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タチツボスミレ(スミレ科)
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