二十歳の時に初めて訪れて以来、何度目になるのか?初めて山を歩いた、登ったといえるのは、二十四歳のヨセミテ国立公園かと思うが、初めて山に圧倒されたというか、このようなところが日本にあったのかと驚いたのは上高地が最初だった。以前は神垣内と表したそうだが、神降地とか神河内とか、自然崇拝を重んじてきた故の地名かと思う。成因も規模も全く異なるが、上高地とヨセミテは似ているような感じがする。たぶん、ヨセミテというのはネイティブアメリカンの言葉だろうし、彼らの聖地だったろうと思える。
大正池と焼岳
大正池は年々土砂により狭くなり、独特な景観の枯れ木もほとんどなくなってしまった。
一羽すぐ近くを悠々と泳いでいた
梓川沿いの遊歩道には所々に湧水がみられる
焼岳
ハクサンオミナエシともいう
オオダイコンソウ(バラ科)
トモエソウ(オトギリソウ科)
ミヤマニガウリ(ウリ科)
田代湿原
一面にサギスゲが広がる
田代沼
カルガモなのか、まったく警戒せずにひたすら藻を食べていた
ヤマブキショウマ(バラ科)
フッキソウ(ツゲ科)
コウモリソウ(キク科)
メタカラコウ(キク科)
アブラガヤ(カヤツリグサ科)
上高地の魅力の一つに、梓川や大正池などの水の色があると思うが
この緑がかった青っぽい色はどこからくるのか
水に溶け込んだなんらかの成分の光による反射かと思えるが…
ハンゴンソウ(キク科)
まだ開花している個体は少ない
反魂草…名前の由来がわからない
ヤナギラン(アカバナ科)
ノダイオウ(タデ科)
ギシギシに似ている
ドロノキ(ヤナギ科)
種子には綿毛があって風や水の流れで散布される
綿毛の落ちているところを見上げるとたいていこの木がある
ハルニレ(ニレ科)
名前や樹形のイメージが印象的な樹木だが葉は少しざらつく
カラマツ(マツ科)
カッパ橋近く梓川沿いのカラマツ林
シラカバ(カバノキ科)
オオシラビソ(マツ科)
ケショウヤナギ(ヤナギ科)
若木の枝や葉が白蝋で覆われておしろいのように見え、また成木の小枝が春に紅を塗ったようになることからこの名がある
カッパ橋を渡った両側に大木がある
定番の景観
クサボタン(キンポウゲ科)
クガイソウ(オオバコ科)
センジュガンピ(ナデシコ科)
以前から好きな花の一つ
名前の由来はわからない