随分と以前に地元の中学生が竹林の中の湿地に変わった植物を見つけて、先生に報告したことによって知られるようになった。早春のこの時期以外はただ丸い葉が一面に生い茂り、ほとんど気付かなかったろうと思える。
今では多くの人が訪れるようになり、観光バスが来たり、関連商品が売られるようになった。
早春のザゼンソウに始まり、春のカタクリやエドヒガンザクラ、海津の桜、初夏のカキツバタ、秋のソバ畑。最近では9月に湖岸のヒガンバナにも数多くの人が訪れるようにもなった。
いいのか悪いのか?よくわからないが、少し寂しい気はする。
ザゼンソウ(サトイモ科)