暑さ寒さも彼岸まで…
今年の春はいつまでも寒いとか、残暑がいつまで続くのかとか言っていても、春の彼岸、秋の彼岸になると落ち着いていった。昔の人はすごいなあと思ってきた事柄も、残念なことに十年ほど前からか、ことわざ通りにはいかなくなってきた。単なる温暖化でなしに、気候の変動が激しくなりすぎている。
幾分の前後はあっても、ヒガンバナはその名の通り、秋の彼岸の頃に咲く。変わっているのは花が終わった秋頃から葉が出て冬を越し、初夏になると枯れてなくなってしまう。
チューリップやバナナと同じでヒガンバナも三倍体といって花は咲いても種子をつくれない。掘ってみると丸い球根が出てくるが毒性が強い。それで動物に田の畔を掘られたりしないよう、また、救荒食の役目としても植えられたと聞いたことがある。
以前紹介したが 白花のヒガンバナ
鹿児島には白花ばかりあるとか聞いたことがあるが…
最近では秋らしい花の代表になってしまった
コスモス(キク科)
サクラタデ(タデ科)
桜の名前のつく秋の花