「あかねさす紫野ゆき標野ゆき野守は見ずや君が袖振る」
額田王の有名な歌だが、この歌の舞台は雪野山の周辺だと聞いたことがある。たしかに紫 野ゆき 標 野ゆき の野ゆきは 雪野(ゆきの)を指すのだろう。
それとともにこの山は古墳だらけの山でもある。山麓から頂上あるいは尾根筋にかけていたるところにある。
近くに行き、時間が空いたので、この時期だが、どんなところか歩いてみた。植物は単調だろうと思っていたが、結構な種類の花に出逢えた。さすがにムラサキ草はなかったが…。
雪野山 龍王山ともいい竜王の地名のもとになっている
登り口にある古墳群
石畳が続く
上部に八幡神社の旧社殿跡がある
サワガニ
アキノタムラソウ(シソ科)
サジガンクビソウ(キク科)
ノギラン(ユリ科)
ママコナ(ハマウツボ科)
白い部分が米粒にみえる
尾根筋には巨岩が多い
この岩なども古墳だろう
ガンピ(ジンチョウゲ科)が多い
ネズミサシ(ヒノキ科)
ナツハゼ(ツツジ科)
奥が頂上 手前は前方後円墳の前方墳にあたる 頂上部は発掘されて平らになっている
多くの埋葬品が出てきたようで詳しい説明板があった
埋葬部の写真
サカキ(モッコク科)
カナメモチ(バラ科)
この時期に見るとコバ‥の意味がわかる
リョウブ(リョウブ科)
ヒメヤシャブシ(カバノキ科)
オオバノトンボソウ(ラン科)
頂上より鏡山 左奥に三上山
左 繖山 と 右 箕作山
箕作山 右端に太郎坊宮
繖山(きぬがさ) 観音寺城跡
雪野山南端
エノコログサ(イネ科)
ずいぶん早く穂が出ている
以前はシナノキ科だったが