フラサバソウ

覚えにくそうな名前がついているにも関わらず 覚えてしまっている植物がある このフラサバソウもそのひとつで ヨーロッパ原産の帰化植物だが 明治の初めにフランスの植物学者である フランシェ と サバティエ が長崎で発見して その日本での発見者の名前にち…

セツブンソウ

昨年はいつだったのかと振り返ってみると、三月の十九日にアップしていて撮影日を調べてみると十六日だった。 半月早い。 というよりも昨年が豪雪のために開花が遅れたということだと思う。 時折、雪の中からセツブンソウが開花している画像をみかけるが、雪…

湖岸降雪 ③

雨水の翌々日になるが ほぼ一日雪が降り続いた翌日は晴天になった いつもの通り湖北の方へ出かけた 湖西から湖北へ行くには 低い山を三つほど越えて行くため (南北に山筋が走っている、おそらく断層が走っている) 四つほどのトンネルを越えて行くことにな…

湖岸降雪 ②

① と同じく湖岸降雪時の動画にあたる www.youtube.com ① で書いたように この日の降雪はいろいろと変化した 暗い空からの雪には違いないが 時には上空だけ青空になったり 暗い空の一部分に光が差したり 動画途中で少し出てくるのはそれにあたる

湖岸降雪 ①

琵琶湖岸に・・・ 雨水の夜に降り始めた雪は翌日も一日中降り続き、 20センチほどの積雪となって、一面の景色を一変させてしまった。 ところどころの湖岸を廻ってみたが ときには激しく ときにはゆったりと 降り続くが 暗い空の中に赤や青の光がさしたり …

気候

今日が雨水にあたり、暦の通り暖かい雨の日となった。 北日本や北陸では積雪が多かったようにも聞くが、湖西ではずいぶんとしのぎやすい冬だったように思う。 明日からまた雪の予報が出ているが、もう大変な雪が降ることはない。 以下は暦のことに関して・・…

姉川 冬

姉川の上流部へ冬には行ったことがない。 降雪後の山肌はきれいだろうが、そんな日でもなくどんよりと曇っただけの朝だったが、時間が空いたので行ってみたところ、驚いたことがあった。 上流部の姉川ダムが凍っていた・・・ ダム湖表面全面凍結・・ しかも…

雪景色 ④

地の利・・・ そこに住んでいないと見ることのできない景観がある 夜の降雪が朝に止んだ時などまさにそれで 日が当たって数時間も経てば消えてしまう 普段耐えている雪国の人たちへの束の間の褒美だろう 立春を迎えた・・ まだまだ寒く、雪も降るが 一歩一歩…

雪景色 ③

今回の雪景色の画像は24日の夕方に急に天候が荒れ出して一気に雪が積もり その後また降ったり、曇ったり、晴れたりを繰り返した一月下旬までの一週間のものにあたる 雪景色①はほぼ午前中 雪景色②と今回の③は夕方 この後にまとめる④は早朝のものになる 霊仙…

雪景色 ②

滋賀県は気候、風土、行政、文化その他、いろいろな面で四つの区分に分けることが多い。 湖東、湖西、湖南、湖北の四つである 人口は湖南、湖東に集中していて、湖西、湖北には湖北の長浜市を除いては大きな街はない。 湖西と湖北はよく似たところがあり 晩…

雪景色 ①

昨年からまともな積雪がなく、ありがたいには違いないがこんな年も珍しい。 と思っていると、いきなり最強寒波とのことで各地にかなり混乱が生じたようだが、 どちらかというと湖西はいつも通りの積雪で済んだ。 ただたしかに気温は低く、一日中氷点下の日も…

スイカズラ

植物に馴染みのない人でも聞いたことのある名前かもしれない スイカズラ・・・ 「 忍冬 」 と書いて スイカズラと読むが この姿を見れば納得できるのではないかと思う 初夏に 黄色と白のツートンの見栄えのする花を咲かせるが この冬の時期を経ての鮮やかさ…

濃霧の朝

この日(13日)の朝も湖北へ出掛けがてら、あまりもの景観に到着はかなり遅れてしまったが、そんなことはまったく気にならぬ光景を見ることができた。 彦根気象台によると、放射冷却で発生する霧とは異なり、上空に温かく湿った空気が流れ込み、風が弱かった…

伊吹山黎明

11日の夕景に続いて・・・ 12日の朝は至る所に霜が降り、雪かと思えるほど真っ白になっていた。 もともとこの一月の中旬に積雪がないなどというのが珍しいのだが、特にこの11日からの数日間は例年には見られない気象が続いたように思う。 ちょうど12…

湖岸夕景

昨日の伊吹山夕景に続いて 同時刻の鈴鹿、湖南方向の夕映え、夕焼け 左 霊仙山 右 御池岳 霊仙山 左 雨乞岳 中央 綿向山 繖山(きぬがさやま) 佐々木六角氏居城のあった山 すぐ近くに信長の築いた安土城跡がある 長命寺山 手前の暗い部分は安曇川平野部 比…

伊吹山夕景

すっきりと晴れ渡り、穏やかな日があったので湖岸にて対岸の伊吹、鈴鹿山系を撮ってみた。 以前にもよく書いている通り、湖西からの対岸の夕景は東方向にあたり、夕焼けではなく、夕映えになるが、時によってはさまざまな色彩が混じって見事な時があり、それ…

四季の自然と植物

四季の自然と植物・・・ このブログの副題だが 昨年の一年間に出逢った花々と自然をまとめてみた ここでは都会の利便性はなく、冬は積雪に耐えねばならないが 昨今の社会情勢の中でこのような時間を持てたことは本当にありがたいと思う 分けずに一気に一年を…

日吉大社

難しい漢字だが・・ 比叡・・ この字は読める人が多いのではないかと思う 比叡山延暦寺の ひえい である (以下 日吉大社についての 特に祭神についての説明は わかりにくいと思うので随時とばして読まれるとよいかと ただ 神々の関係がわかると面白いもので…

迎春

ありがたいことに昨年と異なりほとんど積雪のない新年を迎えることができた。 雲の切れ目からではあるものの朝日を拝むこともできた。 ただ明日以降また冬型の気圧配置の予報が出ており、気を抜くことはできない。 生まれ育った街は積雪地帯ではなかったので…

クリスマス

明日はイエスキリストの生誕日とされる日だが 今日の夕方から明日の夕方までが降誕祭 いわゆるクリスマスで 今日の日没以降をイブといい 今晩はいわゆる前夜祭ではないらしい つまりもうクリスマスである降誕祭に入っている 仏教で言えば 四月八日の花祭りが…

冬至

日本海側の各地で大雪のニュースを聞くが、ありがたいことに本来積雪の多い湖西、湖北にも今回はほとんど積もっていない。衛星画像で雲の流れを見ていると本来冬型による北西の季節風が西からの風に変わっていて、いつもなら若狭湾から関ヶ原に抜けるべき雪…

モン・サン・ミシェル

聖ミカエルの山・・・という意味らしい モンブラン(白い山)のモンと同じか 敦賀半島の水晶浜というところにきれいな形の岩があり 砂浜が伸びてつながっている 河川の位置や 海流などが関係するのだろうが 江ノ島などと同じで ミニ陸繋島(りくけいとう)の…

ユキミバナ

ユキミバナ・・ 初夏から雪の降る季節まで咲き続けるのでこの名がある サルスベリが百日紅でほぼ三月だが それを上回る 瓜割の滝に向かう山道の杉林の林床にびっしりと生えているが 気温は十度にも届かず さすがにこの時期にはぽつんぽつんとしか咲いていな…

霜月 ③ 実り

今年の秋の実りを集めてみた。 ムラサキシキブ(シソ科) 良い名をもらった植物の典型 ノブドウ(ブドウ科) 色においては、このブドウを栽培種に改良すれば売れるだろうが 青や紫は虫の寄生によるもので、毒性はないかもしれないがまずいはずである コバノ…

霜月 ② 紅葉

今年の紅葉を振り返って・・・ ウリカエデ(ムクロジ科) ウリハダカエデ(ムクロジ科) 基本的には 橙 になってゆく なお ウリカエデ も ウリハダカエデ も樹皮が瓜のように緑がかるのでその名がある アカシデ(カバノキ科) もっとも紅葉の好きな木を一つ…

霜月 ①

昨年と同じく 例年よりも暖かい また本来の冷たい時雨がほとんどない晩秋だった それでも昨年と同じように雪はひたすら降り積もるだろうから これからは冬支度に忙しい日々を過ごすことになる 霜月を振り返って・・・ 竹生島(ちくぶしま) この辺りを奥琵琶…

圧巻 イロハモミジ

公園樹の紅葉において イロハモミジのみ 紅葉のばらつきがあるが・・ としていたが もう一度訪れてみると圧巻の紅葉だった この木はかなり太い大木で 四方に幹を伸ばしていて 少し丘のように盛り上がったところに生えている ここは雪の多いところなのだがよ…

シマカンギク

近畿より西に分布する野菊で朝鮮、中国にも分布する 中国、九州地方では一般に見られるようだが、本県では絶滅危惧種に当たる 島寒菊の意味だが山麓などにも見られる シマカンギク(キク科) 漢方で主に用いられるのがこの菊で、薬用のみでなく飲用(菊花茶…

公園樹紅葉

湖北の湖岸にある公園の紅葉 たくさん植えてあるモミジだけは紅葉のばらつきがあったが 多くの木々で紅葉が進んできた 聞くところによると京都はとんでもない人の波だという 石の上にも三年・・・ わからぬでもないが イロハモミジ(ムクロジ科) ナツヅタ(…

伊吹山麓紅葉

姉川上流 伊吹山麓紅葉 紅葉の名所というのはたいてい山間の川の谷筋が多いように思う もちろん高山の山肌一面の紅葉ということもあるが そういったところは ブナやダケカンバやあるいはカラマツなどが純林に近い植生になることが多い もちろん純林の紅葉も…