早崎内湖のハス

 

 

 

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かつて琵琶湖岸には数多くの内湖、入江があった。高度成長期に干拓が進み、その後湖周道路が通り、ずいぶんと景観が変わってしまった。たとえば、ずっと以前のことで言えば、有名な安土城彦根城は、周囲を内湖や湿地に囲まれていたが、今はその面影がない。

早崎内湖は昭和45年に干拓されたが、内湖として再生すべく、平成13年に再び潅水し、現在はビオトープとして実験的に経過観察が行われている。

毎年、盛夏にはハスの生育地としてみごとな姿を見せてくれるが、決して植栽して栽培管理されているものでもなんでもない。むしろ、ハスの繁茂に困って、繁茂抑制の手段をいろいろと工夫しているくらいだ。自然に戻るのは良いが、ハス一辺倒の偏った状態になってもらっては困るのだろう。これだけ大規模なビオトープ実験というのもあまりないと思うが、いったん壊した内湖という自然一つをとってみても、いかに自然がバランスをとって成り立っているかがわかる。元の早崎内湖の姿は現在の5倍とあったのでどのようなものなのか、過去の写真を探してみたが、なんとかそれらしきものはあった。

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現在の航空写真

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早崎内湖の右(東方向)にある四つの集落の位置が一致するので確かに昔の内湖の写真だろう。これを見ると、北側に入江が大きく開いていたことがわかり、うっすらと曲がりくねった道路が内湖の形を残している。確かに現在の5倍、あるいはそれ以上はある。さらに南の、現在、奥琵琶スポーツの森と呼ばれるところも内湖だったことがわかる。

 

さらに、将来の早崎内湖の再生計画を見てみると次のようなものだった。

この地図は向きが90度左に回転している。左が北。

 

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この琵琶湖全体から見れば比較的小規模の内湖ひとつとってみても、いかに再生が困難かがよくわかる。

ただ、現在のビオトープの全面にわたって広がる姿はみごとなものではある。

 

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早崎内湖のハス

 

 

稲風と麦浪と

 

 

稲風(いなせ)と麦浪(ばくろう)と

 

例年なら梅雨開けには高山や高原に涼みがてら、植物を目的に出かけるが、今年はいくつかの事情が重なって遠くへは行けなくなった。

平地では、夏に咲く花もほとんどあるまいと思っていたが、探してみると結構咲いているもので、やはり春と秋に最盛期を迎えるものの、途絶えることなく咲いている花はある。そんな例年とは異なる不自由さの中でも自然の中を歩いていると、たくさんの事柄に気付いたり、感動したりする。大変な年には違いないが、しっかりとした目で自然を観るようにすれば、多くのことを教わる年なのかもしれない。

 


稲風(いなせ)と麦浪(ばくろう)と

 

 

稲の花

8月の上旬頃に咲く

虫媒花ではなく、風媒花であるため目立たない

 

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大麦 

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梅雨明けとヒグラシと

あまりにも長く、雨量も多かった今年の梅雨・・・

さすがに昨日の夏雲を見た時は、やっと明けるのかと確信できた。

作物の出来も悪く、植物だけでなく、アリやハチなどの昆虫たちも普段とは違う行動をとっていた。地中からやっとの思いで出てくるセミたちも甲虫たちも今年は大変だったろうと思うが、よくぞ変わらず、鳴き交わしてくれるセミたちの声を聞いていると何かありがたくすら思える。

 

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若い頃にアメリカの西海岸を夏に旅していたことがある。サンフランシスコやシアトルやロサンゼルス、オレゴン州のセイレムやポートランドなど、そしてヨセミテ国立公園、いろんな街や山をを歩いて日々を過ごしていてずっと気にかかる・・というか何か変な感じがするのだが、ただそれが何なのかがわからなかったが、ある日、多分郊外の住宅地を歩いていた時かと思うが突然に気付いた。

夏なのにセミの泣き声がしないのである。というかアメリカの西海岸にはセミがいない。

その他の地域がどうなのかは知らない。ただ西海岸にはどこへ行ってもいなかった。

カリフォルニアに住む日系の二世が、日本の父祖の地を訪ねた時、部屋に突然ゼミが入ってきて『What a big fly!』と叫んだそうだ。確かに言われてみれば、セミを見たことがないものにとってはハエの化け物に思えるかもしれない。

また、夏にセミの声を、あるいは秋に虫の声を聴く感性は日本人だけが持つようで、海外の人にとっては雑音にしか聞こえないそうだ。

日本に生まれてよかったとは思う。

 


梅雨明けとヒグラシと

 

ネムノキ

 

 

マメ科の木にはアカシアやデイゴ、ホウオウノキなど独特の花を咲かせ、かつ目立つものが多いが、ネムノキもその例にもれない。どこにでも見かけるからよいようなものの、これが希少な植物ならばその花の構造に驚くばかりかと思える。湖岸や川沿いに多いが、バイパスの土手にたくさん生えていたりもする。成長が早い陽生植物だろうし、おそらく根に共生関係にある根粒菌を持っていて、栄養の少ない土地にでも入り込むことができるのだろう。

 

 

 

 

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ネムノキは青空がよく似合うが

梅雨の時期に咲くのはなぜか?不思議に思う

よく雨に濡れすぼんでいる花々も見かける

ネムノキに限ったことではないが

特に今年は植物一般の生育、実成りが悪いのではないかと思える

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右の花のおしべが何本か癒着しているのがわかるが

この下部から蜜を出す

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たくさんある花蕾の一つ一つが開いて先端の赤い十数本のおしべになる

花弁とがく片は付け根にあるが目立たない
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まるで花火のような花f:id:Jiroviolet:20200703141435j:plain

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名前のとおり、夜や弱光時には歯を閉じる

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アフリカにあるアカシア の木のように段構造をなす

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Dragonfly Paradise   ②

 

 

 

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ひさびさの晴れ間、久しぶりに見たトンボの乱舞!

 


Dragonfly Paradise

 

たくさんの種類のトンボの乱舞が見られるが、ほとんどは縄張り争いのために飛び交っている

トンボにとっては今が交尾、産卵期なのだろう

ひさびさの晴れ間とあって、なおさら忙しい

縄張り・・・というと、人間界のように争ってでも少しでも広い場所を・・などど考えてしまうが、昆虫や野鳥たちは本能で行っていることで、むしろ争いを避けるための行動であり、憎しみを持っているわけでもなく、反射的に行っている。生活圏や繁殖域のために常に同種の生物と争い続けていれば、いずれ共倒れになる。一度争ってでも縄張りを決めておくことによって、その後の無駄な争いを避けるための工夫と言える。

ホ乳類になると本能に加えて学習により、さらに進化した人類になると、本能でなしに、高度な学習能力や、智恵と理性によって縄張りにあたるものを決めてゆく・・はずであるが・・

 

なお、動画中、よく見ると、キイトトンボの産卵の最後にアメンボがイトトンボに襲いかかって失敗している。偶然とれたものだが、アメンボは肉食である。さらに付け加えると、アメンボは 雨ん坊 ではない。飴ん坊 である。見かけたら指でつまんでみられるといい。飴の匂いがする。ただし気をつけないと噛まれるが・・(正確には刺される)

Dragonfly Paradise ①

若い頃、Joni Mitchell  の Circle Game という曲の中で、トンボのことをDragonfly というのがわかってすごく印象的だったのを憶えている。

ひさびさにトンボの乱舞する姿を見た。

以前とりあげたことがあったと思うが、希望ヶ丘文化公園に隣接して近江富士花緑公園というところがある。それほど広くはないが、樹木を中心にした植物園のようなところで、散策にちょうどよい。長雨が続き、ひさびさに晴れた日に寄ってみたが、小さな半月形をした池の前で足が止まってしまった。近くの木陰で昼をとりながら池を眺め、ゆったりとした時間を過ごすことができた。

 

 

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半月形をした小さな池にハス(白鶴という品種らしい)と、トクサ(一般のトクサ よりずいぶんと細い)が植栽されていて、いわゆるビオトープにあたる。

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大きな突き出ているのが 立ち葉

水面に浮いているのが 浮き葉 で

どちらも同じハス

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八重にあたるのか、一般のハスより花弁が多い 

白鶴 という品種で、花も小振り

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イトトンボ

半月形の浅くなったところにはトクサが密生していて、イトトンボがたくさんいる

かなり細いトクサだがイヌドクサではない

また園芸で売られているヒメトクサでもないような

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イトトンボ

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産卵

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トクサの密林の中にはこのようなものも

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白鶴という名だが、赤花もあった

ただ、開花すると白花なのかもしれない

さらに花の陰にはこんなものも

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ヒメガマ(ガマ科)

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サナエトンボ

ミヤマサナエ?

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ショウジョウトンボ

ショウジョウとは猩々のこと

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チョウトンボ

羽根が虹色に反射する

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チョウトンボという名だが飛び方は一般のトンボに近い

むしろ蝶の跳び方に近いのはハグロトンボ

羽根の幅が広く、蝶に似ている

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チョウトンボとショウジョウトンボ

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みていると別種では縄張り争いをしていない

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オニヤンマかと思ったが

サナエトンボの仲間

コオニヤンマだと思う

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青空と夏雲と

 

 

もういつから青空というものを見ていなかったか?

気になったので、写真のフォルダーを確認してみると、6/29日に一部青空の写真があった。はっきりとはわからないがほぼ二週間ぶりに、幾分不安定ながらも7/16日に青空が戻ってきた。

二年前の西日本豪雨災害時の長雨の記録を更新したとの報道があったので、何にしても異常なほど激しい雨や、時雨のような雨や、雲の厚い曇りの状態が続いていたように思う。

これだけ長い期間雨にたたられると、久々に見た青空というものはひどく新鮮な印象を受ける。

 

 

安曇川河口周辺より

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新旭湖岸より伊吹山地方向

 

ただ、夏雲も現れて梅雨明けのような印象を受けるが、気温は低く、前線はまだ南海に下がっており、残念ながら明日以降、梅雨空はまだ続くようだ

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野坂山地

 

確か秋から初冬にかけてが多かったように思うが、北の空を見ると、野坂山地にいつもの滝雲がかかっていた。

北アルプスの稜線を歩いたことのある人はわかると思うが、朝早く晴れていても、午後になると雲が湧き、特に日本海側から信州側へと雲が流れ落ちるように移動してゆくのを経験する。それと同じで、若狭湾から湖北、関ヶ原方面への大気の通り道となっている野坂山地によくこのような滝雲が見られる。

ただ残念なことに、滝のような雲は、本当の滝のように平野部まで落ちてくることはない。

 

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安曇川と安曇野

 

 

これだけ雨が続いては撮影どころかまともに外を歩くこともできない。いくら梅雨とはいえ、やはり異常気象のひとつかと思える。被災地は乾く暇もないだろう。

以下は直接、植物や自然と関係がないが…

 

 

 

梓川

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上高地 大正池
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ここ近江の地にあっては、安曇川を あどがわ とほとんどの人が読めると思うが、全国的にみれば、あずみがわ と読む人が多いのではないかと思える。安曇野(あずみの)は信州の松本盆地のうち梓川犀川西岸の扇状地一帯を指すが、もともと渡来系の安曇族が移り住んだ場所だとする説がある。安曇族はもともと漢委奴国王の金印で有名な北九州の志賀島周辺に住んでいたらしく、安曇川のある滋賀つまり志賀はもちろん、安曇野の近くに四賀という地名もあり、さらに日本海側には志賀高原がある。

 

以前安曇川の人にこんなことを聞いたことがある。

安曇は あど と読み

安曇は あずみ と読むが

この あど と あずみ の 「あ」 を 「い」 に変えると

いど と いずみ になる

つまり 「井戸」 と 「泉」 になり どちらも水に関係する言葉となる

安曇族は航海に長けた種族、水に関係の深い人たちだったという

 

サツキ

 

 

よく聞かれることに、アヤメとカキツバタとショウブはどう違うのか?

また、ツツジとサツキはどう違うのか?というのがある。

サツキはツツジの仲間の一種で、名前のとおり、一般のツツジが4〜5月に開花するのに対して、皐月、つまり6月の梅雨時に遅れて開花する。ミツバツツジやヒラドツツジやミヤマキリシマなどたくさんあるツツジの仲間の一つである。公園や庭などにうえられていて梅雨時に葉の細かいツツジが咲いていればサツキである。なぜサツキだけが遅れて咲くのか?

他のツツジが山の斜面や、尾根や、高山など比較的栄養の乏しい水分の少ないところに適応しているが、サツキは生育地が全く異なり、川沿いの水しぶきがかかるような渓流に咲く。春先はまだ渓流沿いの気温も低く、初夏になってようやく咲き出すのかもしれない。

 

サツキ(ツツジ科)

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サツキ

 

 

朽木溪谷

安曇川中流にある朽木溪谷。今はバイパスが通ったため旧道沿いからゆっくりと眺めることができる。道路沿いや川沿いには種々の植物が生育しており、季節ごとに花々を咲かせている。

 


朽木溪谷

 

ヤマアジサイアジサイ科)

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ムラサキシキブ(シソ科)

いい名前をもらった植物

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コマツナギマメ科

駒(馬)を繋いでも切れないとのことから

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タケニグサ(ケシ科)

竹に似ている とのことかと思うがケシ科の毒草で大きくなる

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ササユリ と サワガニと

 

 

 

梅雨時に瓜割の滝を訪ねて、久々にササユリに出逢った。以前は家の近くにもよく見かけたが、主に獣害と、さらには人の乱獲のせいもあるのか、ほとんど見かけなくなって久しい。それだけに思いがけず出逢うと、うれしく、また懐かしい。

葉がササの葉に似ているところからついた名前だが、時にはよくこれだけの葉でこれほどの大きな香りのよい花をつけるものだと感心する。

世界に百種あまりある野性のユリの中で、日本にはヤマユリ、ササユリ、カノコユリ、ヒメサユリ、ヒメユリ、テッポウユリなど、15種のユリがあり、しかも美しい。アジサイなどと同じく、シーボルトがヨーロッパに持ち帰って以来、脚光を浴び、一時は絹織物に次ぐほどの輸出量になった。明治期の日本は絹とユリで軍艦を作った・・・とまで言われる。現在、園芸で栽培、市販されるユリもほとんど原種は日本のものが多い。例えば有名なユリの女王と呼ばれるカサブランカ(Casa Blanca スペイン語で白い家)は、ヤマユリカノコユリ、タモトユリの交雑種。

 

ササユリ(ユリ科

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ササユリ

瓜割の滝 梅雨

 

 

 

今年も昨年も、初夏から梅雨にかけては行きたいところに行けなかった。振り返ってみると頻繁に訪れている 瓜割の滝 にすら梅雨時には行っていない。

いつも通りゆっくりと滝までの道を歩いていくと、予報に反して時折小雨まじりの天気になってきたが、傘を差すほどのものでもなく、かえって草花や木々の葉が輝いて綺麗だった。雨の日は写真を撮るのによいなどと聞いたことがあるが、体や機器が濡れない限り、良い雰囲気になる。

 

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瓜割の滝

 

ユキノシタユキノシタ科)

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ドクダミドクダミ科)

一面のドクダミに見えるが、夏から冬にかけては希少種のユキミバナ(キツネノマゴ科)

が覆う

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チャルメルソウ(ユキノシタ科)

きれいなチャルメルソウの葉が と思っていたが・・・

よく見てみると・・・

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サワガニがかくれんぼをしていた

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水やコケに恵まれて・・・

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ミョウガ(ショウガ科)

夏にも多くの人が訪れるが、これがミョウガだとは気付かないだろう

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ウワバミソウイラクサ科)

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ミヤマヨメナ(キク科)

初夏に咲くキク

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カラムシ(イラクサ科)

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コアジサイアジサイ科)

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花は終わっているが、さぞかしきれいだったろう

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シキミ(マツブサ科)

仏事に用いられる

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サカキ(モッコク科)

神事に用いられる

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ノブドウブドウ科

右の木は シイ(ブナ科)

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ツクバネ(ビャクダン科)

羽根つきの羽根のような実ができる

半寄生植物

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大師堂があって四国霊場巡りの石仏が並んでいる

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仁王像 阿形

 

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夜積石とある大きな石垣

一夜にして積まれたとのこと

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オオハンゲ(サトイモ科)

大型のカラスビシャク

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仏炎苞

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公園にて

 

 

しばらく自由に動けないので、近くの公園を歩いてみたが、街の公園でもいろいろな花や生き物に出逢えるもので、楽しい時間を過ごすことができた。

 

キキョウソウ(キキョウ科)

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この花は下から上に咲き上がっていくのでダンダンキキョウともいう

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ハナショウブ(アヤメ科)

よく栽培されるハナショウブの原種

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ヤマボウシ(ミズキ科)

山法師 武蔵坊弁慶の頭巾といえばわかるかと

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ハカタカラクサツユクサ科)
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この花を初めて見たとき、ハカタカラクサは博多唐草なのか、墓宝草なのか、わかりにくい名前に思ったが、前者だった

南米からの帰化植物

花の形はムラサキツユクサにそっくり
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ホタルブクロ(キキョウ科)

ホタル公園にあったので植栽かもしれない

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ホタルを入れて行燈のようにしたという
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セイヨウヒキヨモギ(ハマウツボ科)

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ヒルガオヒルガオ科)

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ヒメツルソバタデ科

カバープラントに使われる植物

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ムラサキカタバミカタバミ科
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ヤマモモ(ヤマモモ科)

間も無く赤く熟し、食べられる

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クスノキクスノキ科f:id:Jiroviolet:20200611214851j:image

 

ニセアカシアマメ科

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ハグロトンボ

トンボだがチョウのような飛び方をする

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ケリ

偶然撮れた
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滝と渓谷②

こうして振り返ってみると、数多くの滝や渓谷を訪れている。植生を求めてということもあるが、やはりこの国は水の国、自然の豊かな国である。今回は植生を取り上げていないが、また渓流や溪谷ごとに植物を取り上げていきたい。

 

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画像の乱れを修正しました

 


滝と渓谷②