INDIANSUMMER

琵琶湖の湖西,あるいはその近辺の自然および植物の紹介です。時折県外や海外の自然になることもあるかと思います。過去の記事を INDIANSUMMER TM にあげました。アドレスは   jiroviolet.hatenablog.jp です。

白滝谷

以前に二度ほど訪れたことがあり、トチノキやカツラ、オヒョウなど奥深い深山の木々が多く生えていた。まだ肌寒いが、以前見かけたエイザンスミレなどがないかと、白滝谷を登れるところまで歩いてみようと出かけた。林道の終点まではよかったが、白滝谷の登山道は荒れていた。落ち葉が深く積もって道がわかりにくく、以前渡渉点にあった橋がすべてなくなっていて、ロープが一本張ってあったが、決して安全なものではなかった。一本めの場所では、ここでは無理だろう…とさらに上へ行くともう一本ロープが張ってあってそこを渡渉したが、一旦渡ってみるとあまり気軽に戻る気になれず、結局白滝山まで登って周回のコースを下りたためずいぶんと時間がかかった。近年は登山ブームになって多くの人が山を訪れるようになったが、なぜか登山道は荒れてしまっているところも多くなったように思える。

白滝谷の奥まったところにある小さいが印象的な滝

以前に訪れた時のことをよく覚えていた

ここより上に小さい滝が連続して続く

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オオバヤシャブシ(カバノキ科)

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フサザクラ(フサザクラ科)

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ヤマハンノキ(カバノキ科)

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ヒメヤシャブシ(カバノキ科)

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ヤマザクラ(バラ科)

林道周辺のものは落花していたが

上流部ではまだ咲いていた

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上流部のヤマザクラ

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アカシデ(カバノキ科)

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カツラ(カツラ科)

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ツルアジサイアジサイ科)

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コバノミツバツツジツツジ科)

なぜかミツバツツジの開花もこの株だけしか見なかった

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トチノキトチノキ科)

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アスナロ(ヒノキ科)

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アスナロの葉裏

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ヤマグルマ(ヤマグルマ科)

この渓流沿いに多い

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イヌブナ(ブナ科)

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以前は上流に詰めていくに従ってイヌブナがよく目立ったが、上流部ではまだ葉が展開していなかった

ブナは頂上部周辺に少しあるくらいでブナ林と言えるものはない

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ヒメウツギアジサイ科)

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渡渉地点のカツラ

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カツラの大木がかなり多い

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ホンシャクナゲツツジ科)

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ヤマブキ(バラ科)

ヤマブキの開花はこの株だけだった

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テツカエデ(カエデ科)

珍しいテツカエデが固まって生えている

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チャボガヤ(イチイ科)

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イヌシデ(カバノキ科)

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モミ(マツ科)

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ミズメ(カバノキ科)の大木

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アカシデ(カバノキ科)の大木

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トチノキトチノキ科)

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ウリカエデ(ムクロジ科)

ヤマザクラかと思い近づくとウリカエデだった

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トチバニンジン(ウコギ科

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コチャルメルソウ(ユキノシタ科)

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モミジチャルメルソウ(ユキノシタ科)

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タチネコノメソウ  (ユキノシタ科)

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イワウチワ(イワウメ科)

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花が少ない中で唯一多くみられたのがこの花

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バイケイソウユリ科

夫婦滝近くから白滝山への一帯はバイケイソウハシリドコロ、キタヤマブシの毒草三兄弟だらけ

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ハシリドコロ(ナス科)

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トリカブトの葉が多くある中でこれはもしかするとニリンソウか?と思えるものがあったが、歩いて行くと後で並んで教えてくれる株があった

ただこれだけトリカブトが多いと葉のみ単独での判断は決めかねる

左はトリカブト

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キタヤマブシ(キンポウゲ科

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ツクバネソウ(ユリ科

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エンレイソウユリ科

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オオイタヤメイゲツ(カエデ科)

白滝山の頂上部周辺はオオイタヤメイゲツ林となっている

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ただまだ全く芽吹いてはいない

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白滝山頂上  1022m

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音羽池  頂上の少し下にある小さな池

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ワサビ大滝

伊藤新道を下ったところにある

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登山道が荒れているのは、台風や大雨で道や橋が流されたままになっているのかと思うが、おそらく結構な人が渡渉時にはまったり、道に迷ったりしているかと思う。

幾分時期が早いとはいえ、草本の花がほとんど見られなかったのはやはり鹿の食害かと思える。上流部の平坦地では毒草のバイケイソウハシリドコロトリカブトばかりが群生していた。この谷の植生は非常に多様なのだが残念だ。