Indiansummer2

琵琶湖の湖西,あるいはその近辺の自然および植物の紹介です。時折県外や海外の自然になることもあるかと思います。

湖岸のハス

先月、早崎内湖のハスを紹介したが、迂闊にもそのすぐ近くの湖岸にハスの群生が見られるところがあった。湖北町の湖岸は琵琶湖のなかでもかなり沖合まで浅瀬が続いていて、付近はヤナギやハンノキが小さな島をつくっているところもあり、素晴らしい景観のと…

ヒルガオ

6月頃にヒルガオの花をよく見かけたが、8月の暑い盛りになって再び咲いているようで、これは別の種かと調べてみたら、どうやらヒルガオとコヒルガオの雑種、アイノコヒルガオのようである。コヒルガオは花の大きさがヒルガオの半分くらいですぐにわかるが…

伊吹北尾根

夜明け前に激しい雷雨があり、時折霧雨が降っていたが、伊吹北尾根の北半分を歩いてきた。国見峠から国見岳へはほぼ登り、国見岳から大禿山まではいったん降って登り返す。その先の御座峰まで行きたいが今日は縦走はできないので引き返す。歩いてわかったが…

早崎内湖のハス

湖北の湖岸にある早崎内湖では内湖全体を埋め尽くすほどのハスが花を咲き誇っている。内部の通路は立入禁止になっていて周囲からしか見ることはできないが、年々規模を増しているようで見ごたえがある。ただ、あまりに増えすぎると光を遮って水質を悪くする…

京都府立植物園

府立植物園には日本の森 植物生態園というところがあり、自然に近い形で1000種近くの植物が植栽してある。春や秋によく行くが、この時期はあまり咲いているものはあるまいと思っていたが、そんなことはなかった。この夏の時期に高山以外で花々に出逢うとかえ…

雪野山

「あかねさす紫野ゆき標野ゆき野守は見ずや君が袖振る」 額田王の有名な歌だが、この歌の舞台は雪野山の周辺だと聞いたことがある。たしかに紫 野ゆき 標 野ゆき の野ゆきは 雪野(ゆきの)を指すのだろう。 それとともにこの山は古墳だらけの山でもある。山…

ネジバナ

ラン科の植物はキク科とともに最も進化が進んだ植物で、細菌と共生して生育している。野生のランとの出逢いはそれほど頻繁でなく、時には稀なランに出逢うと心踊ることが多い。ただネジバナは例外で公園でも湖岸でもどこでも見かけることが出来、必ずシバに…

トトロの森

家の近くの田圃の中に、以前から子供達に、トトロの森と呼ばれている場所がある。中に入ってみると、祠こそないが、田圃の畦より幾分高いくらいの土手に種々の木々が生えていて、おそらく鎮守の森や野神に相当するところかと思える。生えている木々は、スギ…

宇津江四十八滝

赤目四十八滝を二度ほど訪ねたことがあるが、春に歩くと花が多くてなかなか先へ進めなく、渓流歩きの楽しいところだった。以前高山の近くに地図で 宇津江四十八滝というのを見つけ、今回飛騨の山々とともに訪ねてみた。それほどたいした所でなくとも、渓流な…

天蓋山

北アルプス展望台天蓋山(てんがいざん) 目の前に北アルプスから乗鞍岳、御嶽山さらに振り返ると遠くに白山を望むことができる山である。キャンプ場の上部に登山口があり、シラカバやミズナラの混合林を沢沿いに登っていくとやがてつづら折れの道となり、行…

天生湿原

何年か振りに天生(あもう)湿原を歩いたが、この森はなかなか先へ進めない。先ず登山口から亜高山帯の植物が出迎えてくれ、やがて湿原ではミズバショウやリュウキンカ、タテヤマリンドウやミツガシワなどの湿性植物が咲き、ゆっくり時間を過ごす。湿原を過…

カキツバタ

カキツバタは琵琶湖岸の内湖にもあり、各地で見かけるが、箱館山の平池(だいらいけ)は標高500mくらいの林間の池で、ここでは幾分薄暗い静寂な佇まいの中に薄紫の花が連なり、落ち着いた独特の雰囲気を醸し出している。カキツバタはやはりここがいいと思…

初夏の湖岸Ⅱ

群生はせず目立つこともないが、初夏の湖岸には独特の花々が咲いている。せいぜい10センチくらいのものも多く、よく見ないと気付かなかったりする。 マンテマ(ナデシコ科) 初めてこの花に気付いた時はよくまあこのようなきれいな花が‥と驚いた。江戸時代に…

初夏の湖岸

5月の下旬になると、琵琶湖岸では一斉に初夏の花々が咲き出す。マツヨイグサは湖岸のいたるところで見られるが、今津浜にはかなりの規模の群生が現れ、湖岸一面が黄橙色になる。それと同時にハマヒルガオが岸辺を覆い、淡桃色の絨毯(じゅうたん)が色を添…

余呉湖畔散策

琵琶湖の北にある周囲7㎞の余呉湖は鏡湖とも呼ばれ湖面が穏やかなことが多い。賤ケ岳合戦の舞台であり、天女の羽衣伝説の伝わる静かな湖である。ちょうど初夏の花が咲いていたが、蔓性の植物の花が多く目についた。 余呉湖南端より北方向 ウツギ(アジサイ…

ナヨクサフジ

10年ほど前か、山中の集落近くの川の土手で初めてこのクサフジを見て以来、好きな野草の一つである。ヨーロッパからの帰化種でなんということもない野草だが、この周辺ではどこにでもあるというものではなかった。ナヨというのは弱、つまり弱草藤らしいが、…

賤ケ岳

しずがたけ…と読む。柴田勝家と羽柴秀吉との七本槍の戦いで有名な山だが、小谷城なり、姉川の合戦なり湖北は戦場地が多い。 昼から少しと登ってみたら想いもかけず快晴にて、遠方まで見晴らしよく、滋賀県中が見渡せた。 琵琶湖最北部 および葛籠尾崎 左端は…

キンラン

ちょうど春の連休の頃から咲き出すからか、散歩の人に気付かれて掘り起こされたり、あるいは食性の変わってしまった鹿に食べられたりしてずいぶんと減ったキンランも、よく探してみるとけっこう残っている。一般の人に対しては、キンポウゲがカムフラージュ…

植物群落

以前から、一面のコマクサ群落…というような使い方をしていたが、生態学の定義では、群落とは…一定の地域に相互に関連を持って生育している異種の植物の集まり… となる。群生…という言葉を使った方がいいのかもしれない。 ノウルシ(トウダイグサ科) ハマダ…

Spring ephemeral

春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称。 いつも春になると、すがすがしい気持ちでこれらの花々に出逢うが、足るを知るというか、潔さに感心してしまう。 カタクリ(ユリ科) トキワイカリソウ(メギ科) イチリンソウ(…

春の琵琶湖岸

琵琶湖岸では四季を通して木々や草花の芽吹きや開花、結実、紅葉などが見られ、変化に富んでいて飽きない。 アカメヤナギ(ヤナギ科)とハマダイコン(アブラナ科) ノウルシ(トウダイグサ科) 葛籠尾崎より 琵琶湖最北端の塩津湾

高時川源流

滋賀の最北端を流れる高時川は別名、妹川ともよばれ、同じく湖北の姉川と合流して琵琶湖へ流れ込む。上流には日本海要素と呼ばれる、雪に適応した多くの植物が分布している。 ユキツバキ(ツバキ科) ヒトリシズカ(センリョウ科) ハルトラノオ(タデ科) …

Indiansummer2

最高峰グランドティートン峰 4197mを中心としたティートン山脈はアメリカの国立公 園の中で最も美しい景観と言われます。五十年以上ティートンの麓に住んでこられた老女がこん なことを言っておられます。 「私はヨーロッパのアルプスも見たし、ヒマラヤにも…