伊吹北尾根

夜明け前に激しい雷雨があり、時折霧雨が降っていたが、伊吹北尾根の北半分を歩いてきた。国見峠から国見岳へはほぼ登り、国見岳から大禿山まではいったん降って登り返す。その先の御座峰まで行きたいが今日は縦走はできないので引き返す。歩いてわかったが、伊吹本峰から国見岳までは石灰岩が分布しており、国見岳を国見峠へ下る途中で地質が変わっている。春には花の多いコースではあるが、伊吹山の頂上とは異なり、この時期には少なかった。周囲はすべて霧の中で湿度もかなり高く、標高が1000m前後あっても蒸し暑かったが、この尾根はもともと水分が豊富なのではないかと思える。樹木が広がるところはほとんどがオオイタヤメイゲツ林と言ってもいいが樹皮や林床の石などには多くの着生植物やコケが見られる。驚いたのは、尾根筋にかかわらず、トチ、クルミ、フサザクラ、チドリノキなど、渓流沿いの樹木がたくさん生えていることだ。尾根筋にトチの大木があるのは初めて見たように思う。

 

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尾根筋に広がるオオイタヤメイゲツ林

ミズナラシナノキ、ミズキなどが混じる

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白い花はノリウツギアジサイ科)

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オオイタヤメイゲツ(カエデ科)

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オオイタヤメイゲツ(カエデ科)

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 大禿山頂上

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トチ(ムクロジ科)

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コシアブラウコギ科

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オオイタヤメイゲツ(カエデ科)

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ツルマサキ(ニシキギ科) 

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チチタケ 

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ジンジソウ(ユキノシタ科) 

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ヒメフウロフウロソウ科

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ルイヨウボタン(メギ科)

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ルイヨウボタン群生 

これほどの群生は初めて見た

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オオバショウマ(キンポウゲ科

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ナギイチゴ(バラ科)

愛知県の猿投山に由来する

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フッキソウ(ツゲ科) 

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オニルリソウ(ムラサキ科

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ツルガシワ(キョウチクトウ科) 

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左 ヒメノキシノブ 右 ノキシノブ 

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ミヤマノキシノブ 

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ヒトリシズカ(センリョウ科)

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マルミノヤマゴボウヤマゴボウ科)

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ヒヨクソウ(オオバコ科)

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ハナイカダハナイカダ科)

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早崎内湖のハス

北の湖岸にある早崎内湖では内湖全体を埋め尽くすほどのハスが花を咲き誇っている。内部の通路は立入禁止になっていて周囲からしか見ることはできないが、年々規模を増しているようで見ごたえがある。ただ、あまりに増えすぎると光を遮って水質を悪くするようで、ビオトープ管理の立場としては増殖を遮光シートなどで抑えているようである。

この早崎内湖の少し南に奥琵琶スポーツの森という施設があり、そこの池のハスがかなりの規模だったが、近年消滅してしまった。また、南湖の烏丸半島の大規模なハスも一部を除いてほとんどなくなっている。

消滅の原因として、土質の変化による粘土層の消失やメタンガス濃度の上昇およびハスが増えすぎたことによる土壌の酸欠などがあげられているが、一ヶ所だけでなく同時に同じことが各地に起こったのだろうか?

 

 早崎内湖のハス

このような規模のビオトープが三箇所ある

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 後ろの山は山本山

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後ろ左  小谷山  後ろ右  虎御前山 

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ひらいたひらいた  なんの花がひらいた レンゲの花がひらいた  ひらいたとおもったら  いつのまにかつぼんだ

 

この歌がハスの花のことを歌っているとは知らなかった  レンゲは畑のレンゲかと漠然ととらえていたが、蓮華である

 

ハスの花は早朝の開花と昼の閉花を3日繰り返し、4日目には花弁が落ちてしまう

写真の左のものは2日目  右のものは3日目だろう

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現在の烏丸半島の様子

外来水草オオバナミズキンバイアカバナ科

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 外来種の除去

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 北東の一角のみわずかに残っている

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2014年8月3日

後ろは三上山

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京都府立植物園

府立植物園には日本の森 植物生態園というところがあり、自然に近い形で1000種近くの植物が植栽してある。春や秋によく行くが、この時期はあまり咲いているものはあるまいと思っていたが、そんなことはなかった。この夏の時期に高山以外で花々に出逢うとかえって新鮮な感じがする。生態園は周囲を樹木で囲まれており、比較的涼しく散策できる。

 

レンゲショウマ(キンポウゲ科

キンポウゲ科の植物には個性のある花々が多いが、この花はその中でも独特の雰囲気を持っていて、下向きに咲く薄紫がかった花も、少し薄暗い木々の下で咲く雰囲気に合っている。随分と前に三つ峠で初めてこの気品のある花を見たときは驚いた。ただ、薄暗い林下であちこちにばらけて咲くこの花の写真は撮りにくい。

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カリガネソウ(シソ科)

対生の葉の付け根から花茎が出て三分し二つずつ花を付けるが、計5つの花をつけることが多い。ホカケソウ(帆掛草)ともいい、いい雰囲気の花だが、匂いはたいてい嫌われる。確かクマツヅラ科だったと思うが新分類体系でシソ科と言われてもピンとこない。

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ヒオウギ(アヤメ科)

ヒメヒオウギスイセンと紛らわしいが、こちらのヒオウギが本来の種でヒメヒオウギスイセンは交雑によって作り出されたもののようである。祇園祭の飾り花として欠かせない花。緋扇子。

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 この葉の形から扇(オウギ)の名がついたのだろう

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ヒメヒオウギスイセン(アヤメ科)

むしろこちらの方が原種に見える

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 こちらの葉は扇型にならない

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フシグロセンノウ(ナデシコ科)

もちろん科も種も異なるが、夏の樹下で緋色の花を咲かせるという点ではヒオウギと似ている。

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ヤマユリユリ科

突然変異種のようで紅筋ヤマユリとあった。本来のヤマユリはと調べてみたら黄色の筋が入っている。

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キキョウ(キキョウ科)

秋の七草であるが、考えてみればこの時期に咲くのは少し早すぎるようにも思える

秋の野に咲きたる花を指折り(およびおり)かき数ふれば七種(ななくさ)の花

萩の花  尾花葛花  撫子の花  女郎花また藤袴  朝貌(あさがお)の花

万葉集  山上憶良

このうち 朝貌(あさがお)がキキョウだろうと言われているが

キキョウとナデシコは7月下旬くらいから咲き出す

秋の野に というのがどこなのかわからないが、あまりに印象的な二種の花は外せなかったのかもしれない

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ウバユリ(ユリ科

開花時に根生葉がなくなる(葉がない=歯がない)ことからウバ(姥)ユリの名がついた

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ウラン(ラン科)

単純かつ風情のある名前をもらったランである。野生の個体に出会ったことはないが、バニラのようないい香りがする。

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スズカケソウ(ゴマノハグサ科

園芸植物として江戸時代から知られていたが、自生地がわからなかった謎の植物。牧野富太郎も探したようで、岐阜県徳島県に自生とみられるものがあるが由来がわからないようである。中国にあることから古い時代の移入かとも言われる。

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雪野山

「あかねさす紫野ゆき標野ゆき野守は見ずや君が袖振る」

額田王の有名な歌だが、この歌の舞台は雪野山の周辺だと聞いたことがある。たしかに紫  野ゆき  標  野ゆき  の野ゆきは  雪野(ゆきの)を指すのだろう。

それとともにこの山は古墳だらけの山でもある。山麓から頂上あるいは尾根筋にかけていたるところにある。

近くに行き、時間が空いたので、この時期だが、どんなところか歩いてみた。植物は単調だろうと思っていたが、結構な種類の花に出逢えた。さすがにムラサキ草はなかったが…。

 

雪野山  龍王山ともいい竜王の地名のもとになっている

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登り口にある古墳群

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石畳が続く

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上部に八幡神社の旧社殿跡がある

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サワガニ

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 アキノタムラソウ(シソ科)

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 サジガンクビソウ(キク科)

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ノギラン(ユリ科

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ママコナ(ハマウツボ科)

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白い部分が米粒にみえる

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 尾根筋には巨岩が多い

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この岩なども古墳だろう

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ガンピ(ジンチョウゲ科)が多い

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ネズミサシ(ヒノキ科)

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 ナツハゼ(ツツジ科)

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奥が頂上  手前は前方後円墳の前方墳にあたる  頂上部は発掘されて平らになっている

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多くの埋葬品が出てきたようで詳しい説明板があった

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 埋葬部の写真

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 サカキ(モッコク科)

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カナメモチ(バラ科)

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コバノミツバツツジツツジ科)

この時期に見るとコバ‥の意味がわかる 

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リョウブ(リョウブ科)

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ヒメヤシャブシ(カバノキ科)

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オオバノトンボソウ(ラン科)

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 頂上より鏡山  左奥に三上山

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左  繖山  と  右  箕作山

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箕作山  右端に太郎坊宮

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繖山(きぬがさ)  観音寺城

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伊吹山

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雪野山南端

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エノコログサ(イネ科)

ずいぶん早く穂が出ている

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カラスノゴマアオイ科

以前はシナノキ科だったが

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ネジバナ

ラン科の植物はキク科とともに最も進化が進んだ植物で、細菌と共生して生育している。野生のランとの出逢いはそれほど頻繁でなく、時には稀なランに出逢うと心踊ることが多い。ただネジバナは例外で公園でも湖岸でもどこでも見かけることが出来、必ずシバに生えているのは、何かこれも共生関係にあるのではないかと思える。この時期、家の近くにネジバナが群生するところがあり、これだけ野生のランが生育しているのは圧巻である。

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野生のランの林立

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 拡大して見るときれいなランの花

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 見ての通り螺旋が右巻きのものと左巻きのものがある

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 ヒメジョオン(キク科)

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 アカツメクサマメ科

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色の淡い桃色のネジバナは見ることがあるが純白のものは見たことがないと、このブログをアップする時に思っていたが…

アップして一週間もしないうちに白の個体に出逢った。

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求めていると出逢ったり、望んでいると得られたり、不思議とそういうことが多い。ただし、欲はなしに…

 

トトロの森

家の近くの田圃の中に、以前から子供達に、トトロの森と呼ばれている場所がある。中に入ってみると、祠こそないが、田圃の畦より幾分高いくらいの土手に種々の木々が生えていて、おそらく鎮守の森や野神に相当するところかと思える。生えている木々は、スギ、ネジキ、ノリウツギヒサカキ、アオキ、タンナサワフタギ、クロミノニシゴリ、ウメモドキ、ミヤマウメモドキなど、やはり湿地に適応したものが多い。

日本各地の神社には、その土地本来の元から自生していた木々が残っていて、この文化は自慢していいと思う。そういった場所が偶然にもトトロの形になって子供達に親しまれているのはありがたい。

トトロの森

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 後ろ姿

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 ネジキ(ツツジ科)

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 クロミノニシゴリ(ハイノキ科)

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宇津江四十八滝

 赤目四十八滝を二度ほど訪ねたことがあるが、春に歩くと花が多くてなかなか先へ進めなく、渓流歩きの楽しいところだった。以前高山の近くに地図で 宇津江四十八滝というのを見つけ、今回飛騨の山々とともに訪ねてみた。それほどたいした所でなくとも、渓流ならまあよいかくらいの気持ちで行ったが、とんでもない景勝地だった。滝のスケールは大きく、渓流沿いの木々に圧倒される。そのうえ上流に行くとアルプスの展望台があり、なぜここはもっと有名でないのか不思議なくらいだ。ただ、調べてみるとと21世紀に残したい日本の自然100選に白神山地屋久島とともに選ばれている。逆にそれなら天生湿原も入れて欲しいと思ってしまうが。

今回飛騨の各地を訪ねてみて、どこへ行っても非常に豊かな森があり、樹種も豊富であったし、木々や森が生き生きとしている。気候や地質やその他の要因も関係しているに違いないが、飛騨の匠、特に木々に関わる昔からの文化が関係しているのではないか‥と思うようになった。トチやケヤキミズナラなどの、多くの広葉樹を材料として必要なこの土地になぜこれほどの樹齢の、立派な木々が、森が残っているのか。ほとんど平野部のない山間の土地だからこそ、山や森や木々との関わりを大切にしてきたのかもしれない。

 

石畳で丁寧に整備された道が渓流沿いに続く

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いきなりメグスリノキ(ムクロジ科)が‥

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さらにいきなりオヒョウ(ニレ科)の木が‥

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ハナイカダハナイカダ科)

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オオバクロモジ(クスノキ科

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ヤマハハソ(アワブキ科)

ハハソはコナラのこと(科は異なる)

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ハクウンボクエゴノキ科)

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寝牛岩

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上段の滝 (10.1m)

不動明王が祀ってある

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函滝(11.5m)

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王滝 (18.8m)

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銚子口滝(10.8m)

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障泥滝(あおりたき)(9.8m)

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トチ(トチノキ科)

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ブナ(ブナ科) 

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サワグルミ(クルミ科)

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オニグルミ(クルミ科) 

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ネズコ(ヒノキ科)

クロベともいう  木曽五木のひとつ

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しっかりとした階段を各所に設けてある 

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展望台より穂高岳笠ヶ岳 

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乗鞍岳

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天蓋山

北アルプス展望台天蓋山(てんがいざん)

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目の前に北アルプスから乗鞍岳御嶽山さらに振り返ると遠くに白山を望むことができる山である。キャンプ場の上部に登山口があり、シラカバやミズナラの混合林を沢沿いに登っていくとやがてつづら折れの道となり、行程の半分くらいから急登が始まる。標高も900から1500くらいでたいしたものでもないと考えていたが、後半の直登はけっこう急登になっていた。標高1380mの雀平(すずめだいら)が途中の目安となるが、急登を登りつめたピークは偽雀平。少し下って登りかえした所が雀平で、少し景観が開け、ヒメコマツが二本とウダイカンバが並んで立っていた。そこからは標高差200弱だが、やはり直登でようやく登りつめたピークはまた偽天蓋山。要するに天蓋山は規模の小さい双耳峰になっている。ただしんどい思いをして登っただけあって頂上はさえぎるものがなく北アルプスが目の前にせまってきた。昼食も含め二時間近くをゆっくりと過ごしてから下った。

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行程の半分近くは沢沿いを歩く

コケイラン(ラン科)

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ラショウモンカズラ(シソ科)

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コンロンソウ(アブラナ科

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ヤグルマソウユキノシタ科) 

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オククルマムグラ(アカネ科) 

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トチ(トチノキ科)

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シナノキシナノキ科)

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 コミネカエデ(カエデ科)

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ヤマブドウブドウ科

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ナナカマド(バラ科)

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ユキザサ(ユリ科

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 雀平

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田部井さんの筆になる山頂標識

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笠ヶ岳

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槍ヶ岳穂高岳笠ヶ岳の陰に隠れる)

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焼岳

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左より薬師岳、北ノ俣岳、黒部五郎岳

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乗鞍岳

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 御嶽山

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御嶽山乗鞍岳の裾野が広いのがよくわかる

御嶽山の手前、左からの稜線は乗鞍岳のもの

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 白山

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南方

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御嶽山の南にあるこの山がわからない

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剣岳立山のみが雲がかかって見えなかった

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天生湿原

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何年か振りに天生(あもう)湿原を歩いたが、この森はなかなか先へ進めない。先ず登山口から亜高山帯の植物が出迎えてくれ、やがて湿原ではミズバショウリュウキンカタテヤマリンドウやミツガシワなどの湿性植物が咲き、ゆっくり時間を過ごす。湿原を過ぎてカラ谷の原生林に入ると、林床に圧倒されるほどの亜高山植物が咲き、長い年月を経たブナやトチ、カツラなどの大木が空を覆い尽くす。屋久島や白神山地を訪れたことはないが、この森ほど奥深い生き生きとした森を他に知らない。ここでは大木ほど着生植物や蔓性植物を抱えており、それでもなにごともなかったように枝葉を広げている。これらの木々の姿を見ていると、自分たちの普段の考え方が間違っているように思えてくる。一年の半分は雪に閉ざされ厳しい環境のこの森がこれほど生き生きとしているのがなぜか考えさせられる。さらに進むと、圧倒されるほどのカツラの門が出迎えてくれ、所々ある残雪がタイムマシンの役目をして、早春の花々が未だに咲いていた。登山口から頂上の籾糠山(もみぬかやま)まで二時間もあれば登れるかもしれないが、朝一番に着き、木平湿原を廻って多くの人が訪れるようになった駐車場に戻った時は車は一台しかなかった。

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それほど広くはないが、森に囲まれた静かな天生湿原

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中之島(田形)の部分に祠が祀ってあり、奈良の飛鳥寺の仏像を彫った止利仏師の伝説が記してある

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止利仏師の伝説

飛騨の匠の源にあたる

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ミズバショウ(サトイモ科)

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 ツバメオモト(ユリ科

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 ミツバオウレンキンポウゲ科

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ブナ(ブナ科)

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林床の亜高山帯植物

サンカヨウヤグルマソウニリンソウマイヅルソウ、ズダヤクシュ、ハリブキ、キヌガサソウエンレイソウ、タケシマランなど

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シダはクサソテツ(コゴミ)

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ミミコウモリ(キク科)

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 オヒョウ(ニレ科)

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サンカヨウ(メギ科) 

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登山路にあふれんばかりのサンカヨウ

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ニリンソウキンポウゲ科

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クルマバツクバネソウ(シュロソウ科)

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ヤマトユキザサ(ユリ科

別名  ミドリユキザサ、オオバユキザサ

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 カツラ(カツラ科)

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 ブナの門

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カツラ門

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残雪

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 ミヤマカタバミカタバミ科

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キクザキイチゲキンポウゲ科

残雪のためこの時期に咲いている

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ショウジョウバカマ(シュロソウ科) 

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リュウキンカキンポウゲ科

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ヤシャビシャク(ユキノシタ科)

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木平湿原

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籾糠山方面

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木平湿原からカラ谷まではブナ林が続く

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ムシカリ(レンプクソウ科) 

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最後に…

ミドリニリンソウ

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これを見つけると幸せになれるとか…

花弁が葉から進化したことを教えてくれる花かと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カキツバタ

カキツバタは琵琶湖岸の内湖にもあり、各地で見かけるが、箱館山の平池(だいらいけ)は標高500mくらいの林間の池で、ここでは幾分薄暗い静寂な佇まいの中に薄紫の花が連なり、落ち着いた独特の雰囲気を醸し出している。カキツバタはやはりここがいいと思う。最近は多くの人に知られるようになり、また鹿の食害でかなり個体数が減少したが、池の中洲のような場所に生育しているために、池が堀の役目を果たし、ここだけは昔の姿をとどめている。f:id:Jiroviolet:20170610213708j:image

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中央に赤く見えるのはレンゲツツジ

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向こう岸に黄色く見えるのはサワオグルマ

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 いずれアヤメかカキツバタ・・・

開花時の外花被片(一番外側の花弁)を見れば判断できる。

アヤメ 外花被片に文目(模様、色合い)が現れる

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カキツバタ 外花被片に白の条線が入る

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ハナショウブ 外花被片に黄の条線が入る

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それゆえ、ハナショウブ(ノハナショウブを園芸化したもの)には必ず黄色の条線が残っている

 

なおショウブ(菖蒲)は五月(旧暦)に香りがいいために風呂に入れるが、ノハナショウブとは全く異なるサトイモ科(新体系ではショウブ科)の植物でアヤメ科のような花は咲かない。

 

白花のアヤメ(野生種)

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キショウブ

こちらは帰化

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平池畔のミズキ(ミズキ科)

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イトトンボ

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初夏の湖岸Ⅱ

群生はせず目立つこともないが、初夏の湖岸には独特の花々が咲いている。せいぜい10センチくらいのものも多く、よく見ないと気付かなかったりする。

マンテマ(ナデシコ科)

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初めてこの花に気付いた時はよくまあこのようなきれいな花が‥と驚いた。江戸時代に園芸種として入ったものが野生化したようだが琵琶湖岸には普通にある。

このような淡い色のものもある。

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キキョウソウ(キキョウ科)

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この花もマツヨイグサと同じく下から徐々に咲き上がっていくので、ダンダンキキョウともいう。

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マツバウンラン(オオバコ科)

芝生などに咲くこの花は気付いている人は多いかと思う。

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新分類体系でオオバコ科になっている。わけがわからない。

マメグンバイナズナアブラナ科

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コバンソウ(イネ科)

この植物は群生する

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アメリカネナシカズラヒルガオ科)

発芽時には根があるが、すぐに他の植物に絡みついて寄生する

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ツボミオオバコ(オオバコ科)

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ドクゼリ(セリ科)

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食用のセリよりはずいぶんと大きいので一度見れば間違うことはない

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ヒルガオヒルガオ科)

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こちらは一般のヒルガオ

タチスズシロソウ(アブラナ科

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この野草こそ言われないと見落としてしまうような細い目立たぬ植物だが、貴重な絶滅危惧種である。ごく限られた海岸や湖岸に見られる。

 

 

初夏の湖岸

5月の下旬になると、琵琶湖岸では一斉に初夏の花々が咲き出す。マツヨイグサは湖岸のいたるところで見られるが、今津浜にはかなりの規模の群生が現れ、湖岸一面が黄橙色になる。それと同時にハマヒルガオが岸辺を覆い、淡桃色の絨毯(じゅうたん)が色を添える。ここの群生はほとんどの人は知らないと思う。

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f:id:Jiroviolet:20170607073501j:imagef:id:Jiroviolet:20170607073530j:image

大正12年の牧野富太郎の文章です。

『夕方にたくさん咲いた様は、あたかも月華の流るるがごとし…(中略)花が開
き、かつ香りを漂わせば(中略)蛾が得意げに花間を飛び回り駆け回り、出雲の
神様の役目をつとめ、一場所で何十組の結婚が行われ、これが毎晩続くのであ
る。おめでたいことである。そしてこの媒酌者へのお礼はあらかじめ備えられた
る花中の蜜だ。さあ、それからできることできること、その子(種子)がウヨウ
ヨと育ち、日ならずしてその家(果実)から生まれ出て地上へ散落する…」「明
治17、8年ごろには東京ではただわずかに品川辺の鉄道の土手に少々あったくら
いであったが、今は日本国中に広まり諸所で見受けるようになった…』

夜咲き植物…という言い方しかないのかと思うが、夕方に蛍光とも思える黄色に咲き出して翌朝に(昼頃までは咲いている)橙色になって萎む。それを一花づつ繰り返して上に登っていく。

マツヨイグサアカバナ科

ツキミソウ

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同じ仲間にオオマツヨイグサ•アレチマツヨイグサ•メマツヨイグサコマツヨイグサなどがあるが、マツヨイグサコマツヨイグサ以外はあまり花が橙色にならない。最近はヒルザキツキミソウアカバナユウゲショウもよく見るようになった。

ハマヒルガオヒルガオ科)

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本来は海岸の砂浜に群生する海浜植物だが琵琶湖岸には分布するf:id:Jiroviolet:20170607081819j:image

他のヒルガオと異なり葉は腎円形f:id:Jiroviolet:20170607081835j:image

初夏の湖岸Ⅱに続く…

 

 

 

 

余呉湖畔散策

琵琶湖の北にある周囲7㎞の余呉湖は鏡湖とも呼ばれ湖面が穏やかなことが多い。賤ケ岳合戦の舞台であり、天女の羽衣伝説の伝わる静かな湖である。ちょうど初夏の花が咲いていたが、蔓性の植物の花が多く目についた。

余呉湖南端より北方向

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ウツギ(アジサイ科)

いたるところウツギ真っ盛りである

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ムラサキツメクサマメ科

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イモカタバミカタバミ科

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ヒメコウゾ(クワ科)

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コアジサイアジサイ科)

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テイカカズラキョウチクトウ科

キョウチクトウの花を見た人は納得する

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 ヒシ(ヒシ科)

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 デワノタツナミソウ(シソ科)

ホクリクタツナミソウの可能性あり

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ヤマツツジツツジ科)

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サワグルミ(クルミ科)

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オニグルミ(クルミ科)

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サワグルミとノキシノブ

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新羅崎の森

シイノキが多い

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菊石姫伝説の蛇の枕石

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ヒルガオヒルガオ科)

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アサツキ(ヒガンバナ科

新分類体系でヒガンバナ科になっている

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天女の羽衣伝説の柳

アカメヤナギ(ヤナギ科)

余呉湖周辺は伝説が多い

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スイカズラスイカズラ科)

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ナヨクサフジ

10年ほど前か、山中の集落近くの川の土手で初めてこのクサフジを見て以来、好きな野草の一つである。ヨーロッパからの帰化種でなんということもない野草だが、この周辺ではどこにでもあるというものではなかった。ナヨというのは弱、つまり弱草藤らしいが、穏やかな感じは受ける。

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こちらがクサフジ

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賤ケ岳

しずがたけ…と読む。柴田勝家羽柴秀吉との七本槍の戦いで有名な山だが、小谷城なり、姉川の合戦なり湖北は戦場地が多い。

昼から少しと登ってみたら想いもかけず快晴にて、遠方まで見晴らしよく、滋賀県中が見渡せた。

琵琶湖最北部

および葛籠尾崎

左端は竹生島

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山からの吹き下ろしの風か飯の浦湾には綺麗な模様が流れていた。

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余呉

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湖北平野部

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比良武奈ヶ岳

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賎ヶ岳よりの尾根続き

正面奥の山は山本山

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南方大津方面

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南方草津方面

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